津島 世間遺産-今市場の十王堂

世間遺産

今市場の十王堂(今市場町3)

世間遺産 今市場の十王堂
江戸期、津島村の東西南北には十王堂が建てられていました。今市場、橋詰、下構、北口にありました。今市場の十王堂のみが現存しています。

北口の十王像は大龍寺、橋詰の十王像は西方寺に保存されています。
下構のは二ヶ所に分散しています。
この今市場の十王像のなかで、端正な顔をしています。

個人的にはおどろおどろしい奪衣婆が好きです。奪衣婆が剥ぎ取った衣類は、懸衣翁という老爺によって衣領樹にかけられる。衣領樹に掛けた亡者の衣の重さにはその者の生前の業が現れ、その重さによって死後の処遇を決めるとされる民間信仰における奪衣婆は、疫病除けや咳止め、特に子供の咳止めに効き目があるといわれています。
津島世間遺産 今市場の十王堂

◆徒歩約7分 800m


より大きな地図で 今市場の十王堂 を表示