まつりの館 津島屋-世間遺産とは

世間遺産

世間遺産とは

天王文化塾 世間遺産 ロゴマーク世間遺産ロゴマーク雑誌『季刊/C&D』の中で、瀬口哲夫氏(名古屋市立大学大学院教授・名古屋CDフォーラム代表)が「世間遺産探索の勧め」を書かれています。

「世界遺産は世界的な資産であるのに対し、世間遺産の重要なことは、個人の判断を重視していることにある。自らが大切であると思っているものを皆に伝えようということなので、専門性は必要ではない。これなら子どもたちも自らの感覚で参加できる。こうした活動を通して、自分にとっても。皆にとっても大切と思われるものを共有化していく。こうしたものに取り囲まれているのが人間らしい環境であろう。もちろん大切なものだけでなく、面白いといったものでもよい。それが地域の個性になる場合も少なくない。いずれにしろ世間遺産は、個人的な発見を通じてあらわになることから、スタートは個人の感覚である。次いで皆に示して賛同をもらう、あるいは理解してもらうことが必要である」

津島の世間遺産の趣旨

津島世間遺産 酒買い狸津島は幸い、歴史文化遺産は守られています。津島市には重要文化財が7件、県指定文化財が18件、市指定文化財は121件あります。
今回の世間遺産では、指定文化財は取り上げずに、「いつまでも変わらないと思っていた景色や建物がどんどんなくなっていく。こんな中で、町の中にいつまでもとどめておきたいもの、思わず人に伝えたくなるもの」を世間遺産と位置づけました。
市民目線で、これはと思う津島の世間遺産を公募しました。

>津島の世間遺産はこちらから(地図有)

主催:天王文化塾