津島の物産品

物産品

物産品などのお店ご紹介は、
尾張津島探訪
こちら尾張津島探訪 Tsushima Naviをご覧下さい!!

あかだ・くつわ銘菓「あかだ」「くつわ」
あかだは津島神社の参拝者のお土産として江戸時代から津島の名産品でした。津島神社ゆかりの縁起菓子で、うるち米の粉を熱湯でよくこねて、直径1㎝の団子状にして、植物油(ごま油や菜種油)で揚げた揚げ菓子です。
悪疫退散を祈願した弘法大師の考案とか、無病息災の薬師如来の宝薬に由来するなどの起源が伝えられており、語源は「赤団子(あかだんご)」「阿迦陀(あかだ)」「県(あかだ)」などの諸説があります。

「くつわは」天保5年(1834)に近江屋弥三郎が考案しました。うるち米と餅米の粉をこねて蒸し、砂糖を加え、馬のくつわ型にしたものでしたが、明治初期に現在のような形となりました。

もろこ寿司●もろこ寿司
「もろこ寿司」は、ザラメ・醤油・酒・生姜で甘辛く煮付けたモロコ(小魚)をつかった押し寿司(箱寿司)です。
木製の押し寿司の形に庭で摘んだ葉ランを敷き、寿司飯をつめ、モロコの佃煮をちらした後、葉ランを置き、上ぶたを乗せて圧力をかけます。モロコは濃い味をつけることで川魚独特の匂いが消え、日持ちもするようになります。

重箱うどん●重箱うどん
「重箱うどん」は、重箱の中にうどんが入り、その上にだし巻き・湯葉・エビ・地鶏・椎茸・ホウレンソウなどの具がびっしりのっった料理です。
津島の俗謡に「大津絵節」があり、「津島名物数々あれど、くつわに蓮根、重箱うどん・・」と謡われました。


鮒味噌●鮒味噌
「鮒味噌(ふなみそ)」は、フナと大豆をザラメ・赤味噌で長時間煮た料理です。味噌が深く染み込んで黒茶色で、フナの形は残っていますが箸でつつけばすぐに崩れます。骨ごと食べられカルシウムも豊富です。川魚独特の匂いは消え煮込まれた味噌の旨みで白いご飯に合います。


越津ねぎ●越津ねぎ
江戸時代中期に現在の愛知県津島市越津町周辺で栽培され始め、当時は徳川幕府への献上品として扱われていました。その後木曽川沖積地帯を中心に広く栽培され、現在では江南市を始め一宮市、津島市、稲沢市などで栽培されています。
柔らかく、葉の部分と軟白(白根)部分の両方とも食べられるのが特徴です。通常の一本ねぎよりやや細いが水分が多く柔らかく、甘味があり鍋物から生食まで使用できます。

太鼓太鼓作り
津島の太鼓作りは900年以上の歴史があります。岐阜県可児市の今渡神社には、永長元年 (1096) に津島で作られた太鼓が残っています。
太鼓の胴には樹齢250年~300年のケヤキや桜が使われ、それに牛の皮を張ります。太鼓は日本人の生活習慣とりわけ祭礼や神事には、欠かせない和楽器です。