津島駅からほぼまっすぐコース

津島駅から天王通りを通って、約1kmのコースです。

観音寺→蓮台寺→常楽寺→宝泉寺→西方寺→宝寿院


名鉄津島駅


観音寺

話題の御朱印で有名なお寺ですが、みどころはそれ以外にもたくさんあります。正式には元津島神社神宮寺牛玉山観音寺といいます。

「元津島神社神宮寺」とありますが、もともとは津島神社をお守りする4つのお寺のうちの一つだったそうです。

真言宗智山派のお寺でご本尊として不動明王が祀られています。

天王通5丁目の信号交差点を曲がって南に向かいます。


蓮台寺

正式には「九品山 蓮台寺」といい、浄土宗のお寺です。
山号の「九品(くぼん)」とは、阿弥陀様の極楽浄土には私たちが生前に積んだ功徳の違いに応じて9つの階位があることを意味しているそうです。
お寺の始まりは今から750年ほど前(1262年)、一向上人の15番目、最後の直弟子 弥阿上人。
この弥阿上人の像と一向上人像の二体は県指定の文化財となっており、蓮台寺の本堂に奉安されています。

蓮台寺さんを出て、再び天王通へ。天王通5の交差点を西に向かうと、右手に見えてくるのが常楽寺さんです。


常楽寺

正式には「補陀山 常楽寺」といい、禅宗(曹洞宗)のお寺です。
1392年創建の古刹で、もともとは津島神社の宮司を勤められていた氷室家の菩提寺だった常楽寺さん。明治以前までは神社の神職の人も仏式でお葬式をあげたりお墓まいりをするのが普通だったそうです。

常楽寺さんを出て、目の前にある大きなマンションの脇にある細い道を50mほど進むと見えてくるのが宝泉寺さんです。


宝泉寺

浄土宗西山禅林寺派のお寺で飛龍山帰命院宝泉寺が正式名称となります。

ご本尊は阿弥陀如来様で、以前は善光寺の御分身を祀られておられましたが、現在は松坂屋の伊藤様からいただいた阿弥陀如来像を本堂の正面に祀られております。

宝泉寺さんを出て、再び天王通に戻り、西に向かって最初の交差点を右手に曲がって、30mほど進むと見えてくるのが西方寺さんです。


西方寺

西方寺は岳翁山生院と号し、16世紀初頭室町時代に創建される。本尊は阿弥陀如来(坐像・514㎝・藤原時代)である。
 尾張藩主と関係が深く、使節は度々当寺を宿坊とした。この寺は当初橋詰町にあり、火難を避けて1700年代に奴野城址とされる現今の地に移転した。現在、十王尊は改築された本堂内に奉安されている。

西方寺さんを出て、再び天王通に戻り、さらに西へ進みます。

しばらくすすむと、津島神社の赤い鳥居が通りの先に見えてきます。

津島神社の鳥居をくぐって、すぐ右手を見ると、宝寿院さんの入り口が見えてきます。


ご本尊は薬師如来。子安地蔵、泉大竜神、弘法大師を奉安しております。真言宗智山派に属し、弘法大師より受け継がれてきた密教を伝えるご祈願のお寺です。


いかがでしたか?
津島駅からほぼまっすぐ1km歩くだけで、
こんなにお寺巡りが出来ます。

もっともっとたくさん回りたいという方は、6.5kmコースに挑戦を!